献血行こうぜ

この3ヶ月で2回も献血に行った。

初めてというわけではない。ただ前回からは3年ほど期間が空いている。それなのに急に行く気になったきっかけは免許試験場での一件である。

前に書いたように、免許試験場は待ち時間がとてつもなく長い。そんな待ち時間を有意義に使うべく、建物には献血ルームが隣接してある。時間はたっぷりあったし、スタッフの方が大きな声で協力を呼びかけているのを無視することができなかったので、行くことにした。

しかし、その時はしなかった。というか、できなかった。

そこで呼びかけていたのは400ml献血だったが、それには体重制限があり、私はそれに満たなかったので今回はごめんなさいとのことだった。注射嫌いが意を決して赴いたのに、肩透かしを食らった気分。

こうなると意地でもしたくなって、後日お出かけついでに成分献血をしたのだった。私の体重では200mlか成分献血に協力することができる。成分献血は血液から必要な成分だけを抜き取って、抜いた後の血液は本人に戻すというもの。なんだかSFチックで面白いのでこっちを選んだ。大きくて仰々しい機械にゴウンゴウンと大層な音を出しながら血液が通っていく様が面白かった。

これで一気に私のなかの献血ハードルがグッと下がったので、これからもたまに行こうかなと思ったのだった。

 

 

 

…まるで善意100%のように書いている。実際は煩悩の塊だ!

免許試験場の一件があってからずっと献血ルームに行こう、行こうと思い続けていた。だが、「やっぱり注射怖いな、あの時は目の前にあって思い切りが出せたっていうのもあるしな…」とうじうじしていた。

しかし、そのタイミングでソシャゲで推しのSSRガチャの告知が発表された。

もう献血に行くしかない。

そう、献血に行くことで自らの善ポイントを上げ、どうにか推しが出るように運を向けたいと思ったのである。目的が手段になってしまった瞬間だ。

そして、まぁ、なんと幸運なことに、推しを引けてしまったんですよね。

で、また2ヶ月後にまた推しがガチャにラインナップされてしまって、「じゃあ、行くか…」となり、行った。そしてまた、引けてしまった。(バカみたいに、システムリセット時刻の午前4時にガチャを引くと排出率が高まる、という都市伝説を信じて実行したのもあるかもしれない)(本当に馬鹿すぎる、自分でもドン引きしてる)

とにかく、この成功体験によって、推しがガチャにラインナップされたら献血に行くことが私にインプットされたのであった。ハァ、大馬鹿者。

 

2次元3次元問わず、オタクはなにかと強制的な運試しに参加させられる。

ソシャゲのガチャやコンサートチケットの当落、ランダムグッズ、イベント日付指定先行入場抽選…などなど。患った病の来歴や旅行歴などによってできない人ももちろんいるかもしれないけれど、何かしらのオタクは献血に行けばいいのにな、と思っている。

なぜなら、何か当てたいものがある場合、献血に行って、

⭕️当たった→(献血とは全く因果関係は無いけれど)嬉しい

✖️当たらなかった→(献血とは全く因果関係は無いけれど)運は自分を見放したが、献血をした自分を自分は見放さないぜ!とメンタルが少し持ち直す

※個人の見解

とにかく当たろうが当たらまいが「献血に行った」事実は揺るがないし、自分で自分をちょっと褒められる。

ただ、ここにあまり大きな因果関係は見出してはいけないと考えている。なんだか、なんとなく、自分の身を何かのために差し出すことを正当化するべきではないと思っているからかもしれない。やっぱり第一は善意や「まぁしてもいいかな」みたいなカジュアルな気持ちで、欲はその後に続くべきだと思う。願掛けみたいなものだ。

 

動機は少しくらい不純でも献血に協力することそれ自体に意味があるんだと自分に言い聞かせ、私はまた推しのSSRが告知されれば特に因果関係はないけど献血に行くのだろう。ワハハ。そしておそらく推しの実装周期と献血協力可能周期がいい感じに合ってるっぽい。逆に行かない理由がない。

というわけでぜひオタクもオタクじゃない人もなんかちょっと面白いので献血に行ってみたらいいんじゃないかな、という提案でした。

急にものすごく寒いので、おでんとかお鍋とか食べてください。私はサムギョプサルを食べます。

では。

日記11/22

今日はちょっといつもとちがう感じで書く。

 

髪を切りに行った。パーマをかけたいがためにもう一年以上髪を切らずに伸ばしているけど、流石に飽きたし毛先がブリーチでバシバシなので切ることにした。終わりに「巻いてもいいですか?」と提案してくれたのでやってもらった。トイプードルみたいにされた。柄じゃない。柄じゃないけど面白いし自分ではできないので嬉しかった。ところで私は一体何にそこまで追い立てられてここまで前髪を短くしているのだろう。美容師さんは私の傾向を掴んできたようでとりあえず切ってから「もうちょっといきます?」と聞いてくれるようになった。自分の前髪でチキンレースをしていると思われている。

 

バスに乗って都会に出た。この1ヶ月家にこもっていたのでバスに乗るのは久しぶりだった。いつもはNCTとかK-popをよく聴いているけど頭から離れないので”カリスマ”の曲を聴きながらバスに乗った。「もし音漏れしていたらどうしよう」の緊張感が尋常でない。そんな異常な曲を公共交通機関で聴くな。

 


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(キャラクターソングという文化、廃れるな。カリスマはキャラソン祭なので嬉しい。)(いい曲もあるけど音漏れした時を想うと怖くなるほど異常な曲もある。)

 

”魔法使いの約束”の4周年記念広告を見に行った。自意識が過剰だから広告の写真を撮るのもぬいぐるみを持っていくのも大恥。でも藤井隆が「♪なんだかんだ叫んだって やりたいことやるべきです」と歌っていたから隆を信じて生きる。それでも恥ずかしくて居た堪れずお気に入りの喫茶店に逃げるように入った。いつも頼まないやつに挑戦しようと頼んだケーキが苦手な味だった。ひとりじゃなかったら誰かに助けてもらえるのにな。生クリームで飲み込んだ。

 

手芸屋さんで毛糸を買う。マーブル模様の帽子が欲しくていろんな色が混ざった毛糸を買いに行ったけど実物を見てみるとあまりかわいくならなそうで、水色っぽい薄いグレーを買った。持っているぬいぐるみの刺繍が少しほつれているのが気になって、店員さんに直せるか尋ねたらちょっと待っててと言われて待っていると店にいた店員さんみんなに意見を求めて教えてくれた。優しい。あったかい。ありがとうございます。できないことはないけど賭けになるらしい。手を加えるかはもう少し考える。

 

…今回はいつものように1ヶ月の出来事をかいつまんで書くのではなくて、1日の出来事を手帳に自分だけのために書くように書いてみた。ボールペンで書くので添削ができないのでここでも添削はしないでおく。

いつの間にか11月も後半。これから2週連続でオンライン授業(1日6時間ぶっ通し)があるので心の底から憂鬱だが避けられはしないため腹をくくる。

暖かくしてホットミルクティーなど飲んで健やかにお過ごしください。

それでは。

日記 10/31

毎年この季節になると近所に植えられた金木犀からかぐわしい香りがする。

金木犀がいい香りであることには同意するけれど、世間に金木犀の香りの商品が多すぎて、天邪鬼な私はそれらを敬遠している。それが回り回ってひねくれて、なんだか金木犀そのものを好きだと思うのも敬遠してしまっていた。でも私の好きは私だけの感情で、別に他がどうだからって関係ないので好きなものを遠ざける必要もないな、と気づいたので今年は素直に金木犀の香りを楽しんでいる。

 

免許取得!

おめでとうございます。ありがとうございます。真面目に勉強はしていたけれど、一度原付免許試験に落ちたことがあるのでそのトラウマで(95点以上で合格のところ94点だった)、すごく緊張して不安だった。受かってよかった。

免許といえば写真が死ぬほど盛れないで有名だけど、なぜそうなのかがわかった。圧倒的疲労。受験手続き→待機①→試験→待機②→結果発表→待機③→免許取得手続き→待機④→写真撮影。待ち、待ち、待ち!気が遠くなるほど待たされる。朝10時から夕方5時まで拘束される。生気を失う。待つって一番疲れる。そしてあらゆる場面でとにかく1列に並ばされ、待ち列を作ったり移動したりするのがかなり機械的で、自分がベルトコンベアに乗せられたロボットに思えてくる。全体的にシステムの中に”人間”が存在しない。そら顔死にます。でも学生証の写真よりは盛れた。これから先、身分証を見せるとき免許証を見せるのかと思うとかっこよくてドギマギする。

 

ときめきトゥナイト』展に行った。

私の原始の少女漫画は『ときめきトゥナイト』なので、行くっきゃない!で京都に行った。

魔界・狼人間・吸血鬼・呪われた双子の王子・満月の日にだけ咲く花・他人の夢に入る呪文・前世から恋人だった…展開・マフィアのボスと三角関係etc...。こんな設定盛り盛り漫画を7歳とかで読んじゃってたからファンタジー少女漫画脳英才教育が完璧だった。改めて展覧会でイラストを見たら真壁くんはRIIZEのウォンビンでダーク・カルロはイリチルのジェヒョンだった。ケーポップって二次元?

お客さんは40代くらいの女の人が多くて、結構親子で来てる人とかもいて、この子たちも親が持ってるのを読んだのかなと思った。親が持ってる漫画って影響力強いな、目の前に漫画あったら読まないという選択がないから内容がなんだろうがとりあえず読むし。あと図書館とか放課後学童の本棚の漫画たち。『20世紀少年』『美味しんぼ』『赤ずきんチャチャ』『めぞん一刻』『ドラゴンボール』『ブラック・ジャック』『ガラスの仮面』…自分では買えないし積極的に読まないけど、何もないから読むか〜って妥協で触れる。それによって知識と傾向が蓄積されて自分の好みを作っていく。

ところで、私の最も好きな漫画の登場人物の名前は「藤山起米粒(ふじやまおこめつぶ)、あだ名:フーミン/げろしゃぶ」です。図書館最高!

 

もう通信教育生活も半年を迎えました。やらなければいけないのであろう手続きやら申請をめんどくささでスルーし続けているけどそろそろガチで危険な領域に足を踏み入れているのではないかと内心バクバク。でも今のところ、焦燥よりもめんどくささがリードしているのでまだスルーする。

井村屋のショートケーキアイスおいしいよ。おすすめだけど買い占めないでね、私の分は残しておいてね。

それでは。

日記9/30

オタク、最高!の9月。

 

NCT NATIONに行きました。

私はMake a wishにやられてNCTを観測し始めたクチなのですが、今回のライブまーーーーーーーーーーーーっじで圧倒的で、日々思い出しては一緒に行った母と「すごかったね…」「最高だったね…」とトリップしている。

だってNCT全員いたの、やばすぎ。NCT127とNCTDREAMとWayVが一堂に会するハイパービッグイベント。それぞれのグループのライブでは見られないユニット曲を次から次へと…”俺たちの考えた夢の最強NCT全体コン”大喜利の答えだった。

今回私はあの、💫❤️‍🔥⚡️TEN⚡️❤️‍🔥💫ことチッタポン・リチャイヤポンクルさんを目撃したんです。しかも金髪襟足長め。もはやかっこいいという言葉では表現しきれないほどに神々しくて、見たってよりは目撃したという感じでした。燦然と輝いていた。”星”?いや、”光”なのか…?アイドルをやってくれてありがとうございます。WayVの単独コンサートめちゃめちゃ行きたい。

えー…NCT全員いたんですけど…すごすぎる。こんなことってあるんだ…。爆音RESONANCE最高だった。最後のBeautifulにいたっては、ほとんど感謝カンゲキ雨嵐でした。空間を感じながら「なんで誰も『どぉもありがとぉー!!!!!』って言わないんだろ」って思っちゃったけど、言うわけが無い。NCT櫻井翔はいない。

本当に最高のライブで、テイルさんの歌声も聴きたかったよと少ししんみりとしてしまった。え〜ん、NCT大好きっぽい。

 

『魔法使いの約束』、メインストーリー2部完結。

今一番楽しんでいるゲーム。私は最近会う人に必ずまほやくの話をしています、大変申し訳ありません。

毎月満月の日にストーリーが1章ずつ更新されていくスタイルで、3ヶ月ほどリアルタイムに追っていった。基本的に漫画とかも単行本が出てから買う人間だから、こんな風に連載を追いかけるようなことは初めてだったので楽しかった。この3ヶ月だけ謎に月の満ち欠けに詳しい人になってた。最終章更新日は10〜20年に一度のスーパーブルームーンと呼ばれる満月だったので、柄にもなく月の写真なんか撮ってはしゃいだ。

5時間かけて読んだ。

22人の人生の一瞬が交差する、豊かな群像劇だった。魔法使いたちが過ごした日々と重ねてきた小さな信頼が信じられないほど大きな価値へと至ったことを、彼らの言葉や振る舞いから強く感じた。ただ、おそらくこれからも人間関係のすれ違いと言葉足らずによる地獄のような展開が待ち構えているのだろうと思われる話の運びで、でもその中に確かに希望だと思える変化や言葉たちが散りばめられていて胸が締め付けられた。

『だって、俺たち、多分、幸せになるために出会ったんだ。失敗しても、しくじっても、昨日より、幸せになるために、生きていかなくちゃ。』(メインストーリー2部20章10話)

クロエちゃん!!!おっしゃる通りでございます。俺たち全員で幸せになろう、花道だけ歩いていこうな。

マジで絶対続編が必要なのに、運営会社が赤字だってニュースが入ってきたので心穏やかでいられない。サービス終了なんか、ないよね…?ソシャゲ、平家物語すな。盛者必衰の理をあらはすな。

 

韓国旅行。

家好きすぎ計画嫌いすぎ人間の旅行。食べるしかしていません。

行きたかった店は定休日でした。調べてから行け。中に餡が入ってるベビーカステラ、カスタードとサツマイモを選んだのに、食べてみたらカスタードと選択肢の中で真っ先に消去したはずのピーナッツでした。スーパー銭湯から出たら叩きつけるみたいな猛烈な雨が降ってました。私が何をしたっていうんだ。

腹いせに欲しいCD全部買った。私の精神アゲ曲ことKEY様のGasolineも手に入れた。無敵かもしれん。あとボーイネクストドアーくんたちのCDも買いました。別にファンではないで〜すって思いながら聞いてたけど1日1回聞いてたらそれはもうファンだろうがと思って買った。

ドーナツ屋さんで並んでいる時、前に並んでいた日本からの観光客らしきお姉さんが一緒にいた人に「私二個食べちゃお〜!」って話してて胸キュンだった。少食な人間からすると無邪気にたくさん食べる人は憧れだし魅力的。あれからお姉さんの姿を何度も反芻している、あまりにかわいくて。

韓国の地下鉄はホームと電車の間に大きな段差がないので、車椅子ユーザーの方が一人で乗り降りできていてよかった。やっぱり、日常的な行動を誰かに補助されないとできないというのは心がぐらつく一因になるのではないかと思っている。自分一人でできることがあるというのは生きる上で大切なことで、自分の存在やパワーを持っていることを明確に感じられることにつながっているのではないだろうか。(と考えていたらSEX EDUCATION S4E7でアイザックのシーンが近いテーマを取り上げていた、全員観て〜、アイザック好きだ〜)

あとさ、私の韓国最愛キャラクター”ポロロ”って本国でオワコンなの?全然グッズ無かった。ポロロほんと可愛いのに。ポロログッズを常に求めてる。

 

こんな感じでなかなか遊びまくったおかげで、勉強が全然進んでません。そういう月があってもいーでしょ(いーよね!)ヤな宿題は全部ゴミ箱に捨てちゃえ、だ。

9月なのに異常なほど暑いけど、なんとなく季節感をチグハグに感じちゃうさつまいもスイーツを涼しい場所で食べて日々を乗り切りましょうね。

それでは。

日記8/31

コロッケとかのフライだけじゃなくて、お弁当用の生の野菜も揚げたりする。ヤツらは水分を含んでるので油はねが尋常でない、痛い。野菜に殺意を抱きながら揚げている。

今日はかなりデカい油が飛んできたので思わず大きな声で「Ouch!!!」と言ったら横で天ぷら揚げてたパートの人にウケながら「大丈夫?フライは戦争やからな〜」と言われて8月やぞ〜、戦争はこんなもんじゃないよケンカよこんなん〜って思っちゃった。

戦争とか、戦利品とか、戦力とかそういう言葉を比喩に使うのどんどん無理になってきたな、言葉のイメージが以前より鮮明で恐ろしく感じられて無邪気じゃいられないから。

 

とうもろこしが好き。レンジでの調理法を知ったので頻繁に食べている。

とうもろこしをかぶりついて食べるのは実が芯に残っちゃうから、指でポロポロ外しながら食べる。

食べるのに手間がかかる食べ物が苦手だ。その最たる例は蟹で、あいつは手が汚れるし食べにくい上にその手間を乗り越えた末に出会う味もあまりそれに釣り合っていると思えない。殻付きのエビも殻付きの貝も手羽先もできることなら極力避ける。とにかく面倒な手順を踏まなきゃいけない食べ物が好きじゃない。

とうもろこしは繊維が歯に挟まるし、手を使わなきゃいけないから私の避けたい食べ物ルールに合致しているけど、”美味しい”の一点突破で好物の座に君臨している。

 

夏の同人誌即売会

冬は何回か行ったけど夏は初めてだった。暑すぎ。開催日がサマソニとモロ被りで、そ子に向かう人々と同じ路線・同じ最寄駅だったので、電車の時点で大変だった。真夏のイベントを複数被らせるな。凍らせたペットボトルを持っていったら、その冷気と気温の暑さで本を入れる箱に結露が発生してて非道…になった。本が濡れちゃう!やめて!

夏場の最も不快なものは、汗で濡れて肌にはりつくインナーウェアだと思っている。本当に嫌すぎる、なんでこんなもんをこの汗めちゃめちゃかく胸元に着けなあかんねんとインネンをつけるくらいに嫌。でもイベント当日は洗濯が追いつかなくて仕方なく水着をインナーがわりに着て行ったところ、汗がすぐに乾いたのでケガの功名。夏は水着を着るのがどうやら正解らしい。なぜこんな当たり前に今まで気が付かなかったかというと、海もプールも嫌いだからです。

水分いっぱい取ってたのに一度もトイレに行きたくならなかったのも怖い。発汗…人体の不思議…。この感じだと来月のNCT全体コン、スタジアムだし相当ヤバいかもしれない。

 

最近本当に暑くてもうわけわかんなくなっちゃっていたのですが、自分と趣味の傾向の異なる友人と久しぶりに遊んだところ、自分がかなりキモいオタクになっていたことが少し客観視できました。ありがとう!

オタクのキモさって誤魔化しきれないとこあって、常にそこはかとなくキモい。なんかイヤなキモさがある。滲み出る部分はどうしようもないにせよ、自ら露呈させすぎるのも相手に甘えすぎだと思うのでもう少し出力を下げることと努めよう。でもそれを最初に夏の暑さのせいにしようとしてるとこがね、これまたズルくてキモいんだよね、最悪〜!

 

焼き菓子への欲求が抑えきれなくなってきたので、六花亭のおやつの詰め合わせを注文した。少しずつ風から水分が抜けてきた気がする。はやく涼しくなって、オーブンを使うことを敬遠しなくていい季節になってほしい。

季節の美味しいものを食べて健やかにお過ごしください。

では。

日記6/30

半裸ドライヤーの季節が到来。

毎年6月くらいからせっかくお風呂に入っても髪を乾かすとたちまち汗が吹き出すので、扇風機を直撃させつつ半裸で髪を乾かしている。早く服を着て髪を乾かせる季節になってほしい。

 

バイトを始めた。

朝6時からスーパーの惣菜、揚げ物を作っている。品目が多い=やることが多い。やることが多いので、3時間の就業時間はすぐに過ぎる。大変だけどやることをやっていれば終わるので楽でもある。ひと月弱経って、最初の方は注意とかちょっと嫌味ぽいこと言われたらその都度しょんぼりしていたけど、最近は「でもこれが私の全力なんでしゃーないすね〜」くらいの図太さが出てきた。ナイス傾向。しかし代償として揚げ物が全然いらない人間になってしまいました。でも仕事としては割と性に合っている気がするのでしばらく続けたいな。

バイトを始めた話をして、ネイル禁止なんだと言ったら「いつもきれいに塗ってたのに、残念やな」と言ってくれた友だち。私がいつもツメに色をのせていたことを知っていてくれたんだと嬉しかった。塗れなくなったのは悲しいけど知ってくれていたことが知れて嬉しかった。

 

仕事内容を覚えるために連勤を余儀なくされてストレスがMAXに。気がついたら前から気になっていたソシャゲをインストールしていた。『魔法使いの約束』。名前もアプリアイコンもかなりオタクオタクしている(検索してみて、ワッって思うから)ので、デカ過ぎ自意識が邪魔して始められなかったけどストレスのおかげで始められてしまった。

ゲーム自体は育成ゲーム?がメインなんだけどめちゃくちゃめんどくさい。でもそれ以上にストーリーが面白い。21人の魔法使いと世界の終わりを止めよう!みたいな話。Twitterに流れてくる広告とかすっごいキラキラしてて、イケメン魔法使いと仲良くなろう✨って感じなのに実際にプレイしたらストーリー激重で泣いてる。魔法使いは人間より長命の設定で、21人それぞれが誰かしらと過去に一悶着ある。ストーリーにはそれぞれの関係性に、魔法使いと人間の隔たり、差別、暴力性とその向きの入れ替わり、誰かと関係性を結ぶということ、といった要素が絡みあっていてとても読み応えがある。1話ごとに精神的ボディーブローをかまされる。

私の推しは中央の国の騎士、カイン・ナイトレイくんです。圧倒的陽の男、22歳で自分では大人だと思っているけど周りの400歳overの魔法使いから赤ちゃん扱いされている男、21人の中で唯一主人公を下の名前で呼ぶ男、カイン・ナイトレイ…。チュートリアルで自分たち魔法使いを信じてもらおうと主人公に真摯に訴えかけるカインくんがまぶしくて…。

天邪鬼なのでいわゆる主人公っぽいキャラクターのことを好きになりにくかったけど最近は主人公ぽい人を素直に好きになれるようになってきた。てかやっとわかったけど黒崎一護かっこよすぎる。でも影があるタイプのキャラは今も全然好きです、人生最初の推しがコープスブライドのビクター・バンドートなのでもう覆りようがない。

 

6月、プライドマンス。

なのに…

先日髪を切り行ったら、隣のお客さんと美容師さんの会話の同性愛差別・トランス差別がひどくてとても傷ついた。でも世の中ってこんなもんなんだろうな、とも思った。辛い。もしかしたらあの空間に当事者がいたかもしれないと思うと本当に辛い。ぐったりしてしまって気力がなかったから特に何も言えなかった。そこらじゅうで差別が渦巻くこんな国で自分を誇れるわけがないよなと思った。同性愛差別・トランス差別反対!

 

暑い暑い暑い💢!!!💢!💢!!💢💢

結構なレベルで夏が嫌い。全ジャンル総合嫌いなものランキングで上位にランクインするくらい夏が嫌い。食べ物とかは避けるという選択があるけど季節って避けようがない、ふざけるな。でもアールグレイティーって変な薬っぽい匂いするなと思ってたけど、ホットよりもアイスの方が薬っぽさが爽やかさに変換されて美味しいとわかった。アールグレイとともに今年の夏は生きます。ぜひアイスのアールグレイティーを飲んでみて、ムヒみたいで美味しいよ。

 

では、また。

 

 

日記5/31

勉強終わった後、教科書とノートを閉じて端に寄せ、パソコンを閉じたらどうなると思う?

 

机が片付くの。

すごくない?ほんとに机の上片付くの。どうせ明日も使うものをなおす意味がわからんと思ってたけど、なおしたら机が片付くのよ。世紀の発見。おかげさまで毎日机の上にスペースがあります。

 

国立民族学博物館ラテンアメリカの民衆芸術』に行った。

ラテンアメリカの色々な地域の幅広い作品を作品を見ることができた。馴染みのあるメキシコの作品は懐かしくてメキシコ行きたい欲求が爆発した。メキシコ行きて〜〜〜〜〜!他にもペルーやパナマなどの国の作品もあった。メキシコの作品に似ているところもあるけれど、やっぱりどこか雰囲気が違う。メキシコのオトミの刺繍に似ているけど線の流れが少し違うパナマの刺繍、面白い。

市民の持っている社会への意見や批判を訴える表現として、絵や刺繍などの芸術が強い力を持っていることがよくわかる展示だった。ペルーのコロナ禍における政府への批判を描いた一連のイラストの一枚に『ここは国家ではない、国家が流れる集団墓地だ!』というタイトルのついた作品があった。シンプルな線のペン画とそのタイトルから状況の悲惨さと政治を変えようとする強い意志を感じた。とても良い展覧会だった。

ついでに常設展にも行ったんですけど、韓国語のはらぺこあおむしを「読める、読めるぞ…!」とやってるうちに閉館時間が来てしまってアイヌの展示を見れませんでした。何をやっているんだ、お前はゴールデンカムイのオタクだろうが。次は絶対見る。

 

『THE FIRST SLAM DUNK』観た。

面白すぎる。Twitterで山ほど流れてくる二次創作を「理解」りたくてマジで全然知らんのに観に行ったのですが面白すぎる。エンドロール流れ始めてから1人でずっと笑っちゃった。バスケが5人でやる競技だということも知らんかったのにめっちゃ面白かった。リョーちんのこと好きになります、これは。でも5人の中だと桜木花道が好きです。名前が祝福すぎるから。

途中の桜木花道が怪我するシーンからはずっと桜木花道の背中が心配すぎて、ジャンプしたり誰かがボディタッチするたびに「おいおい怪我してんねん花道は。触るな!てか病院に早く連れて行ってくれ」と気が気でなかった。『俺は”今”』なんかもしれんけど…心配すぎる、ので漫画を読んでその後展開を知りたいです。いうても二次創作からかなりの情報を摂取しているけど。山王の子たちも好きです、ピョン。

属してようが属していまいが、部活って学生にとってその存在が大きいと思う。私は大人数が苦手で属さなかった人間だった一方で、微妙に寂しさもあった気がする。だからあまり部活系の作品を積極的に手に取っていなかった。”学生時代の部活”からある程度距離を取れたこのタイミングに観れたから素直に面白いと受け止められたのかもしれない。漫画置いてるホテルかどっかでスラムダンク読破合宿したーい。

 

ゴールデンウィークには民団のイベントに参加した。いちご狩りとバーベキュー。出てくる食べ物が全部美味しかった、チヂミの味が他人の家の味でちょっと面白かった。日本に来たばかりの韓国人にとってこのコミュニティの存在はとても心強いんだろうな。ビンゴ大会はほぼ全員当たってたけど私は最後の最後までビンゴにならなかった。私すぎる。

 

レモンの季節!レモンケーキを食べて、ジメジメの梅雨をやり過ごすつもりです。

それでは。