日記 10/31

毎年この季節になると近所に植えられた金木犀からかぐわしい香りがする。

金木犀がいい香りであることには同意するけれど、世間に金木犀の香りの商品が多すぎて、天邪鬼な私はそれらを敬遠している。それが回り回ってひねくれて、なんだか金木犀そのものを好きだと思うのも敬遠してしまっていた。でも私の好きは私だけの感情で、別に他がどうだからって関係ないので好きなものを遠ざける必要もないな、と気づいたので今年は素直に金木犀の香りを楽しんでいる。

 

免許取得!

おめでとうございます。ありがとうございます。真面目に勉強はしていたけれど、一度原付免許試験に落ちたことがあるのでそのトラウマで(95点以上で合格のところ94点だった)、すごく緊張して不安だった。受かってよかった。

免許といえば写真が死ぬほど盛れないで有名だけど、なぜそうなのかがわかった。圧倒的疲労。受験手続き→待機①→試験→待機②→結果発表→待機③→免許取得手続き→待機④→写真撮影。待ち、待ち、待ち!気が遠くなるほど待たされる。朝10時から夕方5時まで拘束される。生気を失う。待つって一番疲れる。そしてあらゆる場面でとにかく1列に並ばされ、待ち列を作ったり移動したりするのがかなり機械的で、自分がベルトコンベアに乗せられたロボットに思えてくる。全体的にシステムの中に”人間”が存在しない。そら顔死にます。でも学生証の写真よりは盛れた。これから先、身分証を見せるとき免許証を見せるのかと思うとかっこよくてドギマギする。

 

ときめきトゥナイト』展に行った。

私の原始の少女漫画は『ときめきトゥナイト』なので、行くっきゃない!で京都に行った。

魔界・狼人間・吸血鬼・呪われた双子の王子・満月の日にだけ咲く花・他人の夢に入る呪文・前世から恋人だった…展開・マフィアのボスと三角関係etc...。こんな設定盛り盛り漫画を7歳とかで読んじゃってたからファンタジー少女漫画脳英才教育が完璧だった。改めて展覧会でイラストを見たら真壁くんはRIIZEのウォンビンでダーク・カルロはイリチルのジェヒョンだった。ケーポップって二次元?

お客さんは40代くらいの女の人が多くて、結構親子で来てる人とかもいて、この子たちも親が持ってるのを読んだのかなと思った。親が持ってる漫画って影響力強いな、目の前に漫画あったら読まないという選択がないから内容がなんだろうがとりあえず読むし。あと図書館とか放課後学童の本棚の漫画たち。『20世紀少年』『美味しんぼ』『赤ずきんチャチャ』『めぞん一刻』『ドラゴンボール』『ブラック・ジャック』『ガラスの仮面』…自分では買えないし積極的に読まないけど、何もないから読むか〜って妥協で触れる。それによって知識と傾向が蓄積されて自分の好みを作っていく。

ところで、私の最も好きな漫画の登場人物の名前は「藤山起米粒(ふじやまおこめつぶ)、あだ名:フーミン/げろしゃぶ」です。図書館最高!

 

もう通信教育生活も半年を迎えました。やらなければいけないのであろう手続きやら申請をめんどくささでスルーし続けているけどそろそろガチで危険な領域に足を踏み入れているのではないかと内心バクバク。でも今のところ、焦燥よりもめんどくささがリードしているのでまだスルーする。

井村屋のショートケーキアイスおいしいよ。おすすめだけど買い占めないでね、私の分は残しておいてね。

それでは。